初めての廃車手続きで不安があります
聞き慣れない書類がたくさん出てくるので揃えられるか不安です
大丈夫!私が丁寧に解説します
今回は印鑑証明書について解説します!
■印鑑証明書について知りたい方
■印鑑証明書はいつどんな時に必要?料金はいくらかかる?
■廃車手続きに不安がある方
印鑑証明書とは?
印鑑証明書とは、登録された印鑑が本物であることを証明する書類です。
印鑑証明書は、正式には「印鑑登録証明書」という名前で、以下のような書類のことをいいます。
よく「印鑑証明」とも呼ばれています。
使われるシーンは賃貸契約や土地、家屋の購入・売却、遺産相続、普通自動車の購入などの重要な契約を結ぶとき
実印による押印と印鑑証明の提出を求められます。
【実印の押印+印鑑証明書】がセットになっていることで「確かに本人が実印を使って押した書類」であることが認められます。
住民票が世帯単位であるのに対し、印鑑登録証明書は個人を証明するものとなります。
廃車手続きでいうと、印鑑登録証明書は普通自動車を廃車手続きをする際に必要となり、
軽自動車の廃車手続きには、原則必要ありません
「印鑑登録証」と「印鑑証明証」の違い
印鑑登録をしたら「印鑑登録証(印鑑登録カード)」というカードがもらえますが、印鑑登録カードと印鑑証明書は別物です。
名前が似ているので気をつけましょう
印鑑登録証明書の取り方
印鑑証明を発行するには、「印鑑登録証(印鑑登録カード)」または「マイナンバーカード」が必要です。
印鑑証明書を取れる場所は主に2か所あります
また、郵送による請求は原則できませんのでご注意ください
①役所または役所の出張所(証明サービスコーナーなど)
②マルチコピー機の置いてあるコンビニ(本人がマイナンバーカードで取るの場合のみ)
①役所・出張所(証明サービスコーナーなど)の窓口で発行する方法
備え付けの用紙(印鑑登録証明書交付請求書)に必要事項を記入し、窓口に提出します
実印を登録している市区町村の役所や出張所の窓口で取ることができます
必要なもの
■印鑑登録証 (印鑑登録カード)またはマイナンバーカード
■本人確認書類(免許証・健康保険証などでOK)
■手数料(300円)
■本人の印鑑登録証(印鑑登録カード)
■代理人の本人確認書類(免許証・健康保険証などでOK)
■手数料(300円)
委任状は必要ありません。
代理人がマイナンバーカードを使って手続きすることはできません。
手数料は本人が取得した場合も代理人が取得した場合も料金は300円
法人の場合は1通450円です。
※印鑑証明書の取り方は役所によって規定が違う場合があります
事前に該当する役所に問い合わせるか「○○市 印鑑証明書」などで検索すると、要件が確認できます
②コンビニのマルチコピー機で発行する方法
印鑑証明書は、コンビニ交付に対応している市区町村であれば、コンビニで取ることができます。
コンビニで印鑑証明をとる場合、印鑑登録証(印鑑カード)では発行できないのでマイナンバーカードを使って発行します。
マルチコピー機にカードをかざして、画面の案内にしたがって操作をします(暗証番号の認証が必要です)。
マイナンバーカードは本人しか使用できないので、代理人がコンビニで印鑑証明を取ることはできません。
必要なもの
■マイナンバーカード
■手数料(200円)
コンビニで印鑑証明を取る場合は、本人しかとることができませんが、メリットもあります
- 申請書を記入する手間や本人確認書類が不要
- 毎日(12月29日から1月3日の年末年始と点検日を除く)午前6時30分から午後11時の間で発行ができる
- 手数料が役所で取るよりも100円安い
※手数料は2022年の料金です
廃車手続きに必要な印鑑証明の有効期限は取得した日から3か月以内でお願いしています
まとめ
役所または役所の出張所で取る場合
必要な持ち物を持って、備え付けの用紙(印鑑登録証明書交付請求書)を記入し窓口で提出
■印鑑登録証 (印鑑登録カード)またはマイナンバーカード
■本人確認書類(免許証・健康保険証などでOK)
■手数料(300円)
■本人の印鑑登録証(印鑑登録カード)
■代理人の本人確認書類(免許証・健康保険証などでOK)
■手数料(300円)
コンビニのマルチコピー機で取る場合(本人だけが取れる)
マルチコピー機にカードをかざして、画面の案内にしたがって操作をします
■マイナンバーカード
■手数料(200円)
※暗証番号が必要