車を売りたいけど、何から始めればよいかわからないという方も多いと思います。
この記事では車を売る手続きについて流れや、注意点もふくめて、丁寧に解説していきます。
車の売却が初めてという方もぜひ最後まで読んでみてください。
この記事はこんな方におすすめです。
- 車の売却手続きのことについて知りたい
- 車の売却でトラブルに巻き込まれて手間をとりたくない
- 車を売る手続きに必要な書類
- 査定で用意した方が良いもの
- 車の売却のトラブル防止策
- 確定申告は必要?
車を売る時の手続きの疑問この記事で全て解決できます!
車を売る流れを把握しておくことで、車の売却をスムーズに安心して進めることができます。
ぜひ最後まで読んでみてください。
- 現役の車の査定士
- 現在、廃車買取専門店「ロマリアオート」として独立
- これまでに買取した車は車は口コミで3000台以上!
目次
車を売る手続きの流れと注意点
車を売る流れから解説していきます。
車を売却するときはだいたいが以下の流れとなります。
- 車の買取店を選ぶ
- 余裕があれば査定前に掃除する
- 査定して、金額が提示される
- 成約後、必要書類を揃える
- 車の引き渡し
- 入金の確認
- 売却後は保険の解約を行う
STEP.1 車の買取店を選ぶ
車を売ることを決めた場合に、まず最初に行うことは買取店を選ぶことです。
買取店によってサービスや買い取り価格は様々です。
車を売るときの依頼先は主に以下のような場所があります。
- ディーラー
- 一括査定
- 車の買取店
- オークションサイトやフリマサイトなどの個人売買
それぞれにメリットやデメリットがあります。
ディーラーに下取りに出す
ディーラーに買取依頼する場合は下取りになります。
下取りは、現在所有している車を売却し、そのお店で新しい車の購入資金に充てることです。
ディーラーに依頼するメリットは、知っている担当者に依頼することが多いため安心感があります。
また窓口が一つのため、現在乗っている車から新しく乗る車への乗り換えがスムーズです。
デメリットとしては、買い替えが前提のため新しい車を購入しない場合は処分料が必要な場合があります。
下取りの場合は、買取よりも安いケースがほとんどです。
一括査定に登録する
一括査定は、サイトに1度情報を登録するだけで各社が買取の料金提示をしてくれるため大変便利な仕組みです。
ですが、サイトに登録している多くの会社同士が価格を競って成約に向けて努めるため、驚くほどたくさんの電話やメールが入ります。
情報登録後約3日ほどはたくさんの連絡があるでしょう。
また個人情報についても多くの会社が知り得ることがデメリットと言えるでしょう。
車買取店
中古車や廃車などの車の買取店に直接依頼する方法もあります。
その場合は自分が良いと感じた会社にだけ個人情報や車の情報を提供すれば良いです。
小さな会社から大きな会社まで数多くの買取会社が存在します。
大手買取会社では、CMなどで見かけるため安心感があることが多いでしょう。
小さい会社や個人店の場合は、広告費などをかけていないため買い取り額が高い場合があり期待ができるケースも多いです。
また、小さい会社だと決裁権を持った担当者が来る可能が高いため、その場合話がスムーズに進みます。
デメリットとしては、もし相見積もりを取ることを検討している場合、どんな会社かを調べたり複数回車の情報を伝える必要があります。
個人オークションやフリマ
個人での売買を検討している時は、オークションサイトやフリマサイトを利用します。
業者を挟まないため高く売れる可能性が高いとされています。
ですが、個人間のやり取りのためトラブルになりやすい面もあります。
入金の有無や自動車税、リサイクル預託金などの支払いをどちらが行うか等、車特有の手続きについて事前に話し合うことが多くあります。
オークション代行会社などもありますが、安心のために保証などのオプションサービスを依頼していると、高値で売却するために利用したはずが、結果として手間がかかった割に車の買取店とあまり変わらなかったということもあり得ます。
STEP2.余裕があれば査定前に掃除する
車の査定で清潔感は査定額アップのためには意外と大切です。
車の査定でチェックされる項目は以下のような内容です。
- 年式
- 走行距離
- 機能面(エンジン)
- 外装の傷やへこみ
- 内装
- 事故歴・修復歴 など
年式・走行距離・事故歴などを変えることはできませんが、外装が汚れていれば洗車したり、車内が汚れていれば掃除することで、清潔感をアップすることが可能です。
車の外装がドロドロに汚れていたりすると、傷やへこみが見えにくく、限られた時間内で査定する場合傷がついていると判断せざるを得ないケースがあります。
傷やへこみなどがついていないことを疑われないためにも、洗車をしたりして清潔感を保ちましょう。
ただし、業者等でボディのコーティングや傷等の修理をすることはやめましょう。
施工費用を上回るほどの査定額アップは見込めないためです。
修理の場合は自分で行うこともおすすめできません。
傷が目立ってしまう場合があるためです。
あくまでも余裕があれば、自分で出来る範囲で洗車や掃除を行うと査定額アップにつながる可能性があります。
STEP3. 査定し、金額提示してもらう
車の査定をする場合、会社によって査定方法は様々です。
- 持込査定
店に持ち込んで査定してもらう - 出張査定
自宅駐車場など、車が置いてある指定した場所に来て査定してもらう - 電話査定
電話だけのやり取りで完結する
お店を構えていても出張査定をする会社もあります。
ホームページや問い合わせをした時に査定方法を確認してみましょう。
車の査定中、査定の担当者から修復歴について聞かれると思います。
修復歴とは交通事故や災害で車のフレームに修理歴があることを言います。
修復歴がある場合申告しましょう。
もし査定中に隠せたとしても必ずバレてしまいます。
成約後に指摘された場合、後味も悪くなってしまいます。
逆に査定中には指摘が無かったのに、成約後に思い当たる節のない傷や内部の損傷等を指摘し、査定額の減額を申し出てくる買取会社もあります。
良心に従って努めている会社であれば、成約後の損傷を見落としていたことを認め連絡はしてこない可能性が高いでしょう。
特に大手の中古車買取会社の場合は、査定の担当者が決裁権を持っているわけではないはずです。
そのため、成約後に損傷が見つかった場合の対応は会社によって異なります。
どのような対応になるか確認してみましょう。
査定当日、成約前に確認しておくことは以下のようなことです。
- 引き取り後に減額することがあるか
- キャンセル料の発生の有無や金額について
- 引き取り後の売却金額の入金時期
ロマリアオートでは、引き取り後の減額はありません。
また、キャンセル料の発生はありません。
引き取り後の入金時期は1週間以内です。
基本的には振込でのお支払いですがご事情などがあれば、引き取りの時に現金でお支払いすることも可能です。
ご相談下さい。
STEP4. 成約後、必要書類を揃える
金額やサービス内容に納得して契約すれば、車の売却に必要な書類の説明があります。
必要書類は普通車か軽自動車によって変わります。
また、「車内に置いてあるもの」「自宅に保管してあるもの」「役所へ取りに行くもの」があります。
売却に必要な書類については、後述します。
STEP.5 車の引き渡し
車の引き渡しについても、買取店によって様々です。
「指定した場所へ取りに来てくれる会社」もしくは「お店まで持ち込む会社」があります。
引き渡し方法については契約前に確認しておくと、トラブルを防ぐことができます。
引き渡しの前には以下のことを確認してみましょう
- 車内の忘れ物はないか
- カーナビの履歴や登録している個人情報を削除する
- ドライブレコーダーのSDカードは抜いておく
- CDやDVD等の忘れ物がないか
STEP.6 入金確認
入金が確認できれば、車の売却は完了です。
入金の確認は、時期は車の買取会社によって様々です。
現金で即金してくれる会社もあれば、1~2週間程度から1か月を超えて入金するという会社もあります。
車を売却したお金は大手買取会社では銀行振り込みがほとんどです。
STEP.7 売却後は保険の解約手続きを行う
無事に車の売却が完了した後は保険の解約手続きを行いましょう。
車の保険は売却後に自動的に解約されることはありません。
解約する保険は「自賠責保険」と「任意保険」です。
自賠責保険の解約は、車の買取業者が行ってくれる場合もあれば、自分で行わなければいけない場合もあります。
任意保険については必ず自分で行います。
それぞれ解説していきます。
自賠責保険の解約について
自賠責保険は以下の通りです。
自賠責保険(共済)は、交通事故による被害者を救済するため、加害者が負うべき経済的な負担を補てんすることにより、基本的な対人賠償を確保することを目的としており、原動機付自転車(原付)を含むすべての自動車に加入が義務付け られています。
引用元:国土交通省 自動車総合安全情報
自賠責保険に入っていない車は、公道を走ることができず、車検を通すこともできません。
自賠責保険は、車検の時に更新が行われます。
車検の有効期限と同じか、車検よりも1か月程度長い期間で設定されているケースが多いです。
自賠責保険の保険料は車検の期間に合わせて一括で支払っています。
そのため車の買取業者が、自賠責保険の還付金を車の買取代金に含めて立て替えて先に支払ってくれるケースもあります。
ロマリアオートなら、車の買取代金に自賠責保険の還付金も含めて買い取ります。
弊社で先に立て替えて支払うため、ご自身で解約するよりも早く手元に還付金が戻ります。
もし解約手続きを自分で行う場合は、以下の物を準備しましょう。
- 一時抹消登録証明書のコピーもしくは、登録事項等証明書
- 自賠責保険証(原本)
- 所有者の印鑑(認印可)
- 還付金の振込先口座の情報
先に支払っている自賠責保険料の未使用の期間分の保険料が戻ってきます。
任意保険の解約手続きについて
任意保険は加入の義務はありません。
ですが、車の場合自賠責保険だけでは補償内容が十分ではないため、万が一のために加入している人は多いでしょう。
任意保険の解約は、車の買取業者で行うことはできません。
そのため解約手続きは必ず自分で行う必要があります。
解約を忘れると、契約満期まで保険を払い続けることになります。
車を買い替えた時にも手続きは必要です。
必ず保険会社に連絡し、忘れずに解約手続きをしましょう。
車の売却手続きに必要な書類と紛失している場合
車を売る手続きをするときに必要な書類は、普通車と軽自動車で異なります。
詳しく知りたい方は以下の記事が参考になります。
そのまま読み進めたい方は、簡単に説明していきます。
普通車の売却手続きで必要な書類
普通車の売却手続きで必要な書類は以下の通りです。
- 車検証
- 自動車リサイクル券
- 自賠責保険書
- 自動車納税証明書
- 実印
- 銀行口座
- 実印の印鑑証明書
自動車検査証(車検証)
車検証はダッシュボードなど車内に置きっぱなしになっていることが多いです。
紛失している場合は管轄の運輸支局で300円で再発行ができます。
自動車リサイクル券(預託済みの場合)
自動車リサイクル券は、車検証と一緒に保管してあることが多いです。
もし紛失している場合は、【自動車リサイクルシステム】のホームページから代わりの用紙を印刷することで補うことが出来ます。
自賠責保険書
自賠責保険書は、車を運転するときに必ず携帯しなければならないものです。
そのため、車内に置きっぱなしであることが多いでしょう。
もし、紛失に気が付いた場合は、すぐに保険会社に連絡しなければなりません。
多くの保険会社が無料で再発行してくれます。
自動車納税証明書
自動車納税証明書は、自動車税を納税したことを証明する書類です。
キャッシュレス決済を行った場合などには、発行されていなこともあるためそもそも手元にない場合もあります。
もし紛失していても、ほとんどの自治体で再発行することが可能です。
普通車は県税事務所、軽自動車は市区町村の役所に相談しましょう。
ただし、自治体によって納税確認の電子化を進めている場合があり、再発行不可の所もあります。(2023年時点では例えば岡山県等)
自動車税が未納の場合大手買取業者では買い取ってくれない可能性が高いので、売却は納税後に行うようにしましょう。
仮に自動車税未納でも売却先があった場合、悪徳な業者にあたると、足元を見られ損をしてしまうケースがあります。
実印
所有者の実印が必要です。
もし実印を紛失している場合は、市区町村の役所に相談しましょう。
実印の紛失届を提出し、新しい印鑑を登録する流れになる可能性が高いでしょう。
実印の印鑑登録証明書
所有者の実印の印鑑登録証明書が必要です。
発行する場所は、市区町村の役所または、マイナンバーカードを使用してコンビニのマルチコピー機などから発行できます。
譲渡証明書
譲渡証明書は買取店が用意してくれます。
前の所有者から新しい所有者へ移っていることを証明する書類です。
委任状
委任状も買取店が用意してくれます。
売却後自身の手元から車が離れれば、車を買い取った会社は車の名義を一時的に自社にと変更したりし、販売できるよう手続きをします。
手続きをする前に必要な書類です。
軽自動車の売却手続きで必要な書類
軽自動車の売却手続きで必要な書類は以下の通りです。
- 自動車検査証(車検証)
- 自動車リサイクル券
- 自賠責保険書
- 印鑑
- 振込口座情報
自動車検査証(車検証)
自動車検査証は、車のダッシュボードなど車内に置いてあることが多いです。
紛失している場合は管轄の軽自動車協会で300円で再発行ができます。
注意する点は普通車の場合発行する場所は運輸支局ですが、軽自動車の場合軽自動車検査協会で発行してもらいます。
中古車業界の人でも間違ってきてしまう人がいるので、注意しましょう。
自動車リサイクル券
自動車リサイクル券は、普通車と同様です。
車検証と一緒に保管していることが多く、紛失している場合も【自動車リサイクルシステム】のホームページから代用できる用紙を印刷できます。
自賠責保険書
自賠責保険書も普通車と同様です。
車を運転するときに必ず携帯しなければいけないものです。
車内に置きっぱなしにしている事が多いでしょう。
もし、紛失に気が付いた場合は、すぐに保険会社に連絡します。
多くの保険会社が無料で再発行してくれます。
認印
軽自動車の売却手続きは普通車よりも簡易的です。
そのため印鑑は認印を用意すれば良いです。
振込口座情報
車を売却したお金は、銀行口座に振り込みされることがほとんどです。
振込先の口座情報を用意しておきましょう。
自動車検査証記入申請書
自動車検査証記入申請書は軽自動車の売却手続きの際、車の買取会社が用意してくれます。
名義や住所等に変更があった時に記入する申請書です。
売却後自身の手元から車が離れれば、売却した車の名義を一旦買取会社へと変更します。
そのために必要な手続きの書類です。
その他追加で必要な書類
車の売却の際、状況によって書類を追加で用意する場合があります。
所有者の名義がディーラーや信販会社(ローン会社)の場合 | 所有権解除依頼書(※1) |
車検証と印鑑証明書の住所が異なり、引っ越しが1回の場合 | 住民票 |
車検証と印鑑証明書の住所が異なり、引っ越しが2回以上の場合 | 戸籍の附票 |
結婚や離婚で名字が違う場合 | 戸籍謄本 |
所有者が亡くなっている場合 | 住民票の除票 |
(※1)所有権解除依頼書はディーラーやローン会社に問い合わせをすれば持っている場合がほとんどです。
所有権解除依頼書以外は市区町村の役所またはマイナンバーカードを使用してコンビニのマルチコピー機で取得できる書類です。
車の査定で用意した方が良い5つの物
車の売却のための査定は、一般財団法人 日本自動車査定協会が定めた基準に沿って行われます。
査定額が上がる可能性のある5つの物があります。
以下の物は車の査定の時に絶対に必要ではないですが、用意しておけば査定額がアップする可能性があります。
- スペアキー
- 点検整備記録簿
- メンテナンスノートや整備手帳と呼ばれることもあります。
- 保証書
- 取扱説明書
- 純正品(を外している場合)
特に「点検整備記録簿」+「保証書」+「取扱説明書」の3つが揃っている場合は、自動車査定協会の基準では加点の対象となります。
スペアキー
スペアキーを紛失しているからと言って売却できないわけではありません。
メインキーを管理していればスペアキーは車を購入してから一度も触らない方も多いはずです。
そのため、査定の現場ではそれほど重要視をされていません。
スペアキーを紛失しているからといって作っても損をします。
紛失していてもそのまま売却しましょう。
点検整備記録簿
点検整備記録簿は、保証書と一緒になっていて、「メンテナンスノート」と書いてあることが多いです。
また、ダッシュボードの中に置きっぱなしになっていることが多いです。
12か月点検や24か月点検の法定点検の内容を記録しています。
点検整備記録簿では、車をいつ整備したかや消耗品の交換時期、整備時点の走行距離等が記載されています。
保証書
保証書は車を購入したときに、メーカーやディーラーが保証期間を証明するものです。
点検整備記録簿と一緒になっていて、「メンテナンスノート」と書いてあることが多いです。
保証書には、保証期間をはじめ保障内容や保証修理の受け方などが記載されています。
取扱説明書
車の取扱説明書で、各部の名称や機能などが記載されています。
純正品
純正品を外している場合、用意しておくと良いでしょう。
車の査定では、カスタムしているものは減点の対象となる場合があります。
また、ディーラーで取り付けたディーラーオプションは査定額がアップする可能性があります。
車売却のトラブル防止のために
車の売却するときに、スムーズで気持ちよく取引できるように事前にしらべておくとよいポイントが3つあります。
- 車の買取相場を調べておく
- キャンセル規定を確認しておく
- 疑問を残さない
車の買取相場を調べておく
今はインターネットで簡単に買取の相場を調べられます。
「車種」「年式」「買取相場」で検索すれば、車の買取相場が出てきます。
ご自身で車の買取相場をある程度知っておいた方が、業者選びもスムーズです。
一括査定に登録した場合、とても便利なサイトですが、何社からも連絡があり、対応していると時間を取られることになります。
会社によりますが、登録後3日程度はたくさんの電話やメールの連絡が入る可能性が高いでしょう。
自分で業者選びをすれば、自分が納得した会社にだけ事情を説明をすれば完結し、不要な連絡がないためストレスなく過ごせます。
キャンセル規定を確認しておく
成約後キャンセル料が発生する会社もあります。
成約をする前に必ずキャンセルの規定について確認しておきましょう。
疑問を残さない
業者選びをしている時や、話を聞いている時に、疑問が出てくるはずです。
車を手放すことは日常的なことではありません。
担当者は快く回答してくれるはずです。
疑問点ははっきりとさせられるよう、遠慮なく質問しましょう。
例えば、質問するならこんなこと
- 成約後にすぐに車を引き渡さない場合、運転中に傷がついてしまったらどうなるか
大体の会社は再査定し再度金額提示の流れになりますが確認してくと安心です。 - 入金の時期
会社によって様々です。約束の期日から遅れる場合にはどのような事例があったかも確認してみましょう。 - 引き渡し後、車の損傷を見つけた場合の対応
良心に従って努めている会社であれば、落ち度を認め連絡はしてこないでしょう
ただし、修復歴について故意に隠ぺいをした場合は事情が異なるでしょう
特に引き渡し後の対応については自身を守る上でも重要です。
上記のようなことは見落としがちですが、成約後どのような対応になるか確認してみましょう。
車を高く売るコツ
車を売却するときにできるだけ高く売りたいですよね。
車を高値で売却するコツについては、以下の記事が参考になります。
その中でも特に重要なことは以下の2点です。
- 清掃
- 傷があっても自分で修理しない
もし時間があれば試してみてください。
洗車と車内の清掃
車を売却する前の、洗車と車内の清掃は意外と重要です。
車を購入するとき同じ条件の、汚い車かキレイな車どちらを買いますか?と聞かれればおそらく多くの方が後者と答えると思います。
買い取る側も同じです。
車の査定は車内のニオイも対象です。
たばこやペットのニオイはもちろんですが、きつ過ぎる芳香剤の香りも減点対象です。
売却前には無香タイプの消臭剤が重宝します。
車に傷があっても修理しない
車を売却するときには、傷がどのように評価されるか気になると思います。
車に傷がついていたとしても自分で修理したことがばれると、その傷を買取会社が修理することになります。
そのため減額の対象となります。
だからといって修理工場で依頼すると、修理費用が車の査定額を上回る可能性が高いため損をします。
車は傷がつくことが当たり前とされているので、多少の傷ならば減額の対象にならないこともあります。
車に傷があっても修理せずに売却に出しましょう。
詳しくは以下の記事内で紹介しています。
車の売却で確定申告はほとんど不要
車の売却では大きな金額が動くことがあります。
そのため確定申告の有無について考える方もいると思います。
結論から言うと、確定申告は不要な場合がほとんどです。
日常生活で使用している車の場合、【車の購入金額】>【車の売却金額】となることが多いためです。
詳しくは以下のブログで解説しています。
まとめ
繰り返しになりますがこの記事の内容は以下の内容を記載しました。
- 【普通車】売却手続きで必要な書類
・車検証・自動車リサイクル券・自賠責保険書・自動車納税証明書
・実印・銀行口座情報・実印の印鑑登録証明書 - 【軽自動車】売却手続きで必要な書類
・車検証・自動車リサイクル券・自賠責保険書・印鑑・銀行口座情報 - 成約し、引き渡し後に見つかった車の傷や損傷についての対応について確認しておく
良心に従って努めている会社であれば、落ち度を認め査定額の減額の連絡はしてこないでしょう。
ただし故意に修復歴を隠ぺいした場合は事情が異なる - 入金の時期について確認しておく
約束の期日から遅れる場合にはどのような事例があったかも確認してみましょう。 - 【点検整備記録簿】【保証書】【取扱説明書】が揃っていると査定額で評価される可能性がある
- 売却する車の買取相場を知っておくことで、業者選びはスムーズになる
- 車を高く売るコツは清潔にすることと傷があっても修理しないこと
- 確定申告は不要な場合が多い